「左官」とは?

左官とは、建築工事において建物の塗り壁などを塗る職人の事を指します。
土やモルタル等の素材を使い、建物の基礎や下地を塗ったり、砂壁や漆喰仕上げなどの最終的な表面の仕上げに関わる工事を行います。
左官職人が手がける塗り壁は、自然素材を材料としているためアセトアルデヒドなどの化学物質を含んでおらず、シックハウスなどに悩まされる心配もありません。
職人魂と現場の知識を併せ持つ経験豊富な職人が、安全管理・品質向上を支え、信頼を得ています。
長年の経験で培った確かな技術で、お客様にご満足いただける左官工事を行っております。

塗り壁は珪藻土をはじめ、ほたて貝・石灰など天然・自然素材の材料を使用しています。
そのため、調湿機能や防カビ、消臭、耐火性などさまざまな機能性があります。
また、職人が手作業で塗りつける仕上げパターンの種類も豊富で、立体感のある独特の風合いが特徴です。


扇仕上げ

くし引き仕上げ

引きずり仕上げ

コテバケスパニッシュ仕上げ
珪藻土とは、植物プランクトンの一種である珪藻の死骸 (珪藻殻) が海や湖の底にたまり、化石になったものです。
大きさは0.01~1mm程度で、細かい穴がたくさんあいている多孔質のため、
壁材などに混ぜて使用することで室内の調湿機能・保温機能などを高めてくれます。
珪藻土の特徴
湿度が低くなると湿気を放出し、湿度が高くなると湿気を吸収するので、
部屋の湿度を人間の住みやすい状態に保ってくれます。
湿度を吸収する際に一緒に匂いも吸収しています。
気になる煙草やペットの匂いなどの生活臭を吸着して脱臭する働きがあります。
熱伝導率が低く、耐火1000℃以上の高い防火性があり、
燃えにくく熱を通しにくいため、建築物でも火災防止の為によく利用されています。
珪藻土は呼吸をしているため、
その呼気とともに表面についた汚れを少しずつ放出しています。
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